3度目の手術
避妊手術・基底細胞癌の摘出手術・そして再発 3度目の手術になりました。
1日目 基底細胞癌摘出手術から半年、またしこりが出来、大きくなってきました。
でも、まだ半年しかたっていないのに・・
丁度そのころ、バラの花を取りに来たチンチラ種のMOMOちゃんのママが「MOMOちゃん、悪性リンパ腫で亡くなったのよ」と話されびっくり!。
もしかしてJunのしこりは再発かも。
早く医者に行ったほうがいいかも。
でも、再発だといわれるのが怖い!
5月の半ばごろ獣医さんへ。
「癌を摘出したそばに出来ているので何でもない確率は低いよ。抗生物質を注射して変化なしの場合は取るか、様子を見ずにとるか考えてください」と言われたのです。
MOHAさんは再発化もと思っていたので、
その場で「先生、今日やってもらえますか」 と言ってしまいました。
今回は少し大きく深く取りました。
2度と再発がないように・・・。
傷をなめないように服を着せようとした時
狭い場所に入れられ、痛い思いをしたJunのストレスが爆発してしまいました。
どこの猫が喧嘩をしているのだろうと思うような大きな唸り声をだし、かみつこうとしました。
結局服は着せられず、帰ってきたのですが帰り道もず~と唸っていました。
ところが門を開けた途端「ニャ~ン」に戻ったのです。
家に入るや否や、外に出ようと自分の出入り口に突進。
窓はしまっています。
今回は絶対出さなと決めました。
そしたら何をするかと思ったら、キャットフードをものすごい勢いで食べ始めたのです。
まるで何も食べてないネコのようにガツガツ、わき目も振らずにです。
こんな食べ方初めてです。
最後に皿まで舐め、水を飲みました。
ストレスですね。これはきっと。
MOHAさんはストレスを癒そうと、Junを脇に寝させて撫で始めました。
すぐに喉をグルグル鳴らし始め、目が細く気持良さそう。
Junはほっぺをスリスリするのが一番好すき。首の付け根あたりをマッサージするのが好き。1時間ぐらい撫でていると落ち着いてきました。
うとうとしています。
痛み止めを注射してあるので
痛くはないはず。
寝ているすきに、洋服代わりに、1回目に使った傷口を隠す腹巻みたいのをマジックテープで止められるように改善しました。
このネコ、半年で400gも太ってしまい腹巻がきつかろうと、少し太めに。
またまたこれのお世話になるとは・・。
2日目 外に出たくて自分の出入り口に突進。
でも、窓は閉まっています。
もう、痛み止めは効いていないはず。
走ったり、飛び上がったり、痛くないのかしらね。一応痛み止めは頂いてきてはいますが、こんななら飲ますのはやめましょう
薬を飲ませるには大変なんです。
MOHAさんは外に出たい気持ちを和らげるために身体をさすります。
グルグル気持ちよさそうに・・あきらめたみたいです。
もご飯は普通に食べました。昨日の食べ方は何?と思うほど普通に戻っていました。
同じ場所で寝ていればいいのに、育ての母の行くところ行くところ移動してはドタッと横になっていました。
3日目 明け方MOHAさんの布団にもぐってきました。腕枕をしてもらって寝ました。
調子悪いよーと言ってるみたいです。
今日は食事をしません。
鼻先にネコ缶、キャットフード、水と持って行くのですが口にしません。
アーッ!もしかしたら出るものが出てないので食べられないのかも。
いつもトイレは庭なのよね。
家の中にもトイレはあるのだけど、外がいいのよね。昼頃、家に中のトイレに突進。
大と小を済ませました。
MOHAさんJunちゃんのパパに「出たよー」!パパさん「オー」!
やれやれです。
4日目 朝から外に出たくて走り回っています。階段を駆け上がる音がしたのでMOHAさんは1回の自分の部屋のシャッターを開け窓を開けました。
その途端いつの間に駆け降りたのか、サッと外へ出てしまいました。
爪を切られているのに塀を上り道路を見降ろしています。
ここで追いかけるとどこに行ってしまうかわからないのでソットしておきました。
大体お隣の庭なのでまあ、安心なのですが・・
出て行ったのは7時30分。
12時になっても帰ってきません。
お隣の庭を見に行ったのですがいません。
午後2時になっても帰ってきません。
お隣の庭しか行くところはないので、お隣との境の塀のそばで「Jun」と呼んでみました。
そしたら「ニャーン」と返事をするではありませんか。
来ましたよ。来ましたよ。
塀をよじ登ってJunのパパの車の上に。
抱いて家に入ったのはよいのだけれど、何か変
狭い暗い場所に入ってしまいます。
興奮しています。
7時間も外にいたせいかなー???
MOHAさんはJunwoさすって気分を落ち着かせます。
食事の支度をする時間頃にはやっと落ち着いて
自分の寝床に入って眠りました。
今日は1日Junに振り回されてしまいました。
付けていた腹巻はありません。
今、午後10時半、ニャンとも言わず眠っています。
5,6日目 朝から外に出たくて出たくてどうしようもありません。
今日もお隣の庭に行ったみたいです。
今回は腹巻を無くしてきても良いようにストッキングを切って腹巻代わりに。
今回は3時間ぐらいで我が家の庭に帰ってきました。
呼ぶと返事をするのです。
今日は我が家の塀の上で鳴いていました。
捕まえようとすると逃げてしまうので、知らん顔して話しかけます。
「降りてらっしゃい」「ニャ~ン」
「どこ行ってたの?」「ニャ~ン」
「あら~~、腹巻おとしてきたわね」
「ニャ~ン」
庭木の葉についた水滴を舐めてました。
3日目あたりから餌の減り具合が少ないのが気がかり。
太っているからいいか~なんて言ってて大丈夫? 元気はあるのよね。
外に出るのはまた明日。
傷口を見ると瘡蓋になっていました。
縫ってある糸の本数が少なくなっています。糸が少し長めになっていたので、自分で取ってしまったのでしょう。抜糸まであと三日あるのに、大丈夫かなあ。
7日目 昨日は夕方になってまた外に出て遊びました。
今日は朝になっても起きてきません。
ご飯も食べずに寝ています。
毛布にもぐりこみ、顔は出すのですが起きてきません。
遊びすぎです。
今日はMOHAさんもJunパパも朝から4時過ぎまで家にいないのでちょうどいいと思いました。4時過ぎに帰ってみるとまだ寝てました。
朝から何も食べていないようなのでネコ缶を
口に持って行くと食べました。
それが悪かった。
気気が出て、外に出たくて玄関で鳴くのです。雨が降っても帰ってこず、心配してましたが、帰ってきたJunの体は濡れていないのです。
腹巻は傷口からは外れていましたが、辛うじてくっついていました。
8,9日目 腹巻ははずしました。
食欲はいぜんのようにはありませんが食べてます。太りすぎなので丁度よいかも。
だんだんいつものJunになってきました。
暑くなってきましたので長々と寝るようになってきました。
寝床も夏バージョンに。
座布団をバスタオルでくるんだのが夏の寝床。真夏は床の上でじかに寝てますけど。
今日(9日目)抜糸に行ってきました。
ゲージを見せたら逃げるので窓を閉め、ドアを閉め、Junga逃げられないようにしてゲージを出しました。
そしたら、即反応し、逃げる体制。
狭い部屋なら私の勝ち。
わめきましたがそのまま病院へ。
先生は今回は筋肉まで取ったので再発はないでしょうとおっしゃられ、何かあったら連れて来て下さいということで無罪放免に。
やれやれです。
夏の寝床をもう1つ作りました。
Junの出入口の横。
プラスティックの入れ物に、バスタオルを敷いただけのもの。
暑い夜は気持ちがいいでしょう。
さあ、これでJunちゃんも元の生活に戻りました。そのうち毛も生えてくるでしょう。
再発がないことを願いながら、自由自在生活を楽しんでもらいましょう。