ネコの目・耳


 

 

 

 瞬膜

  ネコの目には瞬膜と言う第3の膜があります。

  半透明の薄い膜で目頭のところにしまってあります。体の調子が悪いと、目を開けていても

  この膜が出ているので、健康化どうかがわかります。

  健康な時は寝ているとき、この膜が出て目を覆っています。

 

 視力

  ネコの視力は人間ほどではないといわれています。

  2~6mが一番よく見える距離です。が、50m先に動くものがあれば、反応します。

  ネコの目は、目に入った光が網膜を通り、反射板で跳ね返えり、そのおかげで光がもう1度網膜を

  通るため暗くても人間の5倍も明るく物を見ることができます。

  両眼の視界は重複します。そのおかげで正確に獲物に飛びつく距離感が向上します。

  上の写真のように光の量で瞳孔を閉じたり、開いたりします。

 

 涙

  鼻がぺしゃんこのネコの種類では、涙が出るのは普通です。

  鼻がつぶれているため、涙が鼻を通って排出されず、目からあふれてしまうためです。

  風邪をひいても人間と同じで涙目になります。くしゃみもすれば鼻水もだします。

  これは風邪が治れば治まります。

  涙はほうっておくと空気にふれて茶色になってしまいますので、こまめに拭いてあげましょう。

 

 

  ネコの五感の中で1番優れている耳のお話です。人間が聞き取れることのできる範囲は20~2万

  ヘルツです。

  ネコが聞き取れることのできる範囲は30~6万ヘルツです。

  だからネズミが出す高音を聞き取ることができ、捕えることができるのです。

 

  ネコは人間には聞き取れない音も聞くことができます。

  このことを知るまでは我が家のネコは天才だと思っていました。

  ネコならば当たり前のことだったのですね。

  Junは寝ていても私が門のところまでくると必ず玄関まで迎えに出てくれるのです。

  世話をしない人にはそれはありません。

 

  ネコは寝ていても音のするほうへ耳が動きます。

  また、体のバランスを取るのが上手なのは、耳の奥の三半規管が発達しているからなのです。