★ネコの睡眠
「ネコ」という名前の由来は昔から「寝子(ねこ)<良く寝るを好む>の意味」といわれています。
1日中寝て過ごすからだそうです。
写真は熟睡するJunです。
子ネコ・高齢ネコは1日約20時間、成ネコは約15,6時間寝るといわれています。
またノラネコと飼いネコでは寝るという意味が違います。
ノラネコ・・お腹が一杯の時は、大切なエネル
ギーを減らさないために動かない。
飼いネコ・・餌は何時でもらえるし、探す必要も
ないので、することがなく暇。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。人間の場合は90分サイクルで繰り返します。
レム睡眠・・浅い眠り・体は休息状態・脳は起きているときに似ている・夢をみる。
ノンレム睡眠・・深い眠り・体の筋肉は働いている・脳は寝ている・呼吸数や脈拍は少なくなる。
15時間寝ていても熟睡しているのは、1/5時間ぐらいと言われています。
Junも昼間はほとんど寝ていますが、名前を呼ばれる・のぞき込まれる・体をさわるなどすると、すぐ目を開けたり、頭を持ち上げたりしますので熟睡はしていません。
飼いネコとなっても野生の時の身の危険を守るための睡眠のメカニズムは残っているのでしょう。
レム睡眠のときは、夢でも見ているのかニャニャニャなどと寝言をいうこともあります。
ノンレム睡眠のときはあまり出くわしませんが、周りで音を立てようが、のぞき込もうが起きません。
子ネコはほとんどレム睡眠といわれています。
ネコの寝姿で今日は暖かいか寒いかがわかります。
丸くなっているときは寒い日。
体を伸ばし、寝箱から足を出したりしているときは暑い時。
お腹を出し、万歳をしているときはリラックスし、安全な場所とわかっているときです。
それにしても、飼いネコは何を考えているのかなといつも思います。
きっとノラネコの方が頭はいいでしょう。